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「DIE WITH ZERO」を読んで
「DIE WITH ZERO」を読んで
こんにちは。愛知県一宮市にある整形外科・リハビリテーション科の森整形外科 院長の松村成毅です。
書籍「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール(ビル・パーキンス 著/児島 修 訳/ダイヤモンド社)」を読みました。一見して衝撃的なタイトルですが、とてもよい本でしたのでご紹介させていただきます。
私が印象深かったのは、
・人生は「経験」の合計
・人生で1番大切なことは「思い出」を作ること
・自分があとどれくらい生きるか真面目に考え「残り時間」を意識しよう
・あなたの体は間違いなく衰えていく
・限られた「時間」と「エネルギー」をどう使うべきか
・人は終わりを意識するとその時間を最大限に活用しようとする意欲が高まる
・物事にはそれを行うための相応しい時期がある
・若い頃に「健康に投資」するほうが人生全体の充実度は高まる
・私たちが1番恐れるべきは「人生」と「時間」を無駄にしてしまうこと
という言葉たちです。
また「死ぬ前に後悔することトップ2」として
・勇気を出してもっと自分に忠実に生きればよかった
・働きすぎなかったらよかった
があがっていました。
一般的にはやりたいことがあっても、先延ばしにしてしまう傾向にあると思います。
この本は簡単にいうと、今しかできない「経験」に「時間」と「お金」を使いなさいということでした。以前紹介した映画「最高の人生の見つけ方」では「死ぬまでにやりたいことリスト(bucket list)」を作成するヒントをもらいました。この本はさらに突っ込んで「やりたいことリストをどの年代でやるべきか(time bucket)」を書き出す必要性を学びました。そうすることで、先延ばしにできるのかできないのかがはっきりわかります。
私自身、20代は医学の勉強、30代は医師としてのスキルアップに、他のほとんどのものを犠牲にしてきました。それが間違っていたとは思いませんが、それでも他にもっと”その時しかできないこと”があったのではないかと悔やまないわけではありません。
40代以降は「やりたいことリストをどの年代でやるべきか(time bucket)」を書き出し、少しでも後悔のないよう、人生(=時間)を無駄にしないように、やりたいと思ったことはなるべく早く行動に移す努力をしていきたいと思いました。