整形外科/リハビリテーション科/リウマチ科

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院長 松村成毅のブログです

ビタミンDの効能について解説します

こんにちは。江南市、岩倉市、稲沢市、北名古屋市、清須市などの近隣にあります、愛知県 一宮市の森整形外科(整形外科・リハビリテーション科)の松村成毅です。今回はビタミンDの効能について解説させていただきます。


ビタミンDはカルシウムの吸収を促進する役割を果たします。骨を元気にする大切なビタミンですが、体の中で作ることができず、食事やサプリメントで摂取すること以外に、日光浴でも生成できる珍しい栄養素です。

血中ビタミンD濃度の測定

骨粗鬆症を疑った際、まず初めに「X線骨密度測定(DEXA法)」および「血液検査」を行いますが、そこで血中ビタミンD濃度を測定します。診療をしている感覚としては、ビタミンDが十分に充足している方はほぼ皆無です。血中ビタミンD濃度は、30ng/ml以上で充足レベル、20〜30ng/mlで不足レベル、20ng/ml以下で欠乏レベルです。ちなみに私は17.3ng/mlで欠乏レベルでした。

ビタミンDはスーパービタミン

ビタミンDは骨を強くするのみならず、他にも多彩な作用を持つスーパービタミンです。何か1つだけサプリメントを飲むとしたら、間違いなくビタミンDをおすすめします。この話をよくスタッフに話すので、当院ではビタミンDのサプリメントを飲んでいるスタッフが多いです。

どんな効果があるかというと…

・免疫機能の向上 
・アレルギー体質の改善
・心血管疾患の予防
・認知症の予防
・糖尿病リスク低下 
・うつ病の予防
・癌の予防
・不妊症の改善
・筋肉量の維持

など研究段階のものもありますが、これだけ多くのことが期待できます。

ビタミンDを補うには…

ビタミンDを補うには、ちょうどよい日光を浴びることが理想的ですが、ライフスタイルや、日光浴の頻度の管理や天候、紫外線の影響などもあり、なかなか困難だと思います。

医療的なアプローチとしては「骨粗鬆症」かどうかで違いがあります。

▼ 骨粗鬆症と診断された方
・医師が処方する薬(活性型ビタミンD)
高カルシウムに注意が必要となるため、定期的な採血が必要です

▼ 骨粗鬆症でないかた
・サプリメント(天然型ビタミンD)
・天然型サプリメントは体内でうまく代謝されるため、過剰症の心配はありません(ちなみに服用のタイミングは朝が推奨されています)

天然型ビタミンDサプリメントを飲んでみた結果

私は現時点では骨粗鬆症ではないため、天然型ビタミンDサプリメントを服用しています。その結果、血中ビタミンD濃度は17.3ng/ml(欠乏レベル) → 61.3ng/ml(充足レベル)に改善しました 。

まずは検査を受けて自分の状態を知りましょう

ビタミンDはさまざまな効果が期待でき、すべての人に推奨されるスーパービタミンと考えられています。今回は骨を元気にする大切な要素としてビタミンDのお話をいたしました。

骨の健康状態や血中ビタミン濃度などは自分ではわからないものです。まずは受診していただき、早めの検査を受けていただければと思います。

当院では「骨粗鬆症検査」のほか、通常の血液検査とは違う詳細な「栄養解析検査(自費診療)」も行なっております。その他、効率よく栄養素を補うための「天然型サプリメント」の取り扱いもございます。

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詳細な血液検査についてはこちら「栄養解析検査(自費診療)」


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