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健康は「病気がない状態」ではありません
〜Illness–Wellness Continuum という考え方〜
こんにちは。江南市、岩倉市、稲沢市、北名古屋市、清須市などの近隣にあります、愛知県 一宮市の森整形外科(整形外科・リハビリテーション科)院長の松村成毅です。「痛みがなくなったから健康」「検査で異常がないから大丈夫」私たちはつい、そう考えがちです。でも本当にそれが“健康”なのでしょうか。今回は、私たちが大切にしている
Illness–Wellness Continuum(病気 - 健康の連続体)という考え方をご紹介します。
健康は0か100かではなく連続したグラデーション
健康は「病気」か「健康」かの二択ではありません。実際には、病気の状態から人生を前向きに楽しめる最適な健康まで、私たちは一本の道の上を行き来しています。これを分かりやすく示したのが Illness – Wellness Continuum です。
左側:病気・不健康のゾーン
このゾーンでは下記の状態がみられます。
* 痛みや不調が強い
* 治療や薬が中心になる
* 生活の質(QOL)が下がりやすい
医療の役割は、まず症状を改善し日常生活に戻る手助けをすることです。これはとても大切な役割です。
真ん中:いわゆる「問題ない」状態
症状はない。
検査も問題ない。しかし下記のような方も少なくありません。
* 疲れやすい
* 運動不足
* 食事が乱れている
* なんとなく不調
見た目は健康そうでも、実はここが大きな分かれ道です。このまま左へ戻ることもあれば、右へ進むこともできます。
右側:本当の健康・最適な健康
右側に進むと下記のような状態に近づいていきます。
* よく動ける体
* 整った食事と睡眠
* 心にも余裕がある
* 人生を主体的に楽しめる
ここでは健康は「治すもの」ではなく「育てるもの」になっていきます。
治療はゴールではなくスタート
私たちは、
治療が終わった時点をゴールとは考えていません。
* 痛みが取れた
* 動けるようになった
そこから先に、
* どう動くか
* どう食べるか
* どう生きたいか
を一緒に考えることで、
人はさらに右へ進んでいけます。
私たちが目指す医療
私自身が学び、実践し、体調が良くなることで実感したのは、健康が整うと人は前向きになり、その変化は周囲にも自然と広がるということでした。私たちは、病気を治すだけでなく、人生を前向きに歩むための「健康」を育てる医療を、この地域で実践していきたいと考えています。
まとめ
* 健康は「病気がない状態」ではない
* 治療はゴールではなくスタート
* 健康は、日々の選択で育てていくもの
これが Illness–Wellness Continuum が教えてくれる大切な視点です。
私たちは病気を治すだけでなく、人生を前向きに歩むための「本当の健康」を大切にしています。一緒にあなたにとっての本当の健康を見つけていきましょう。