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歩かなくなると「病気の連鎖」が始まる理由
こんにちは。江南市、岩倉市、稲沢市、北名古屋市、清須市などの近隣にあります、愛知県 一宮市の森整形外科(整形外科・リハビリテーション科)院長の松村成毅です。今回は、歩くことで起きる体の変化と大切さについて解説します。
「足や腰が痛くて、あまり歩かなくなった」実はこの状態、体の中では静かな危険信号が鳴り始めています。歩けなくなると、単に移動が不便になるだけではありません。そこから次々と不調や病気が連鎖的に起こりやすくなるのです。
まず起こる「筋肉の急速な減少」
歩く量が減ると特に下記の筋肉が一気に落ちます。
・太もも
・お尻
・体幹
筋肉は「動かさない=すぐ減る」臓器です。わずか1〜2週間の活動低下でも筋力は低下すると言われています。
筋肉が減ると「血糖・血圧・脂質」が乱れる
筋肉は“最大の代謝工場”です。筋肉が減ると下記のようなことが起きます。
・血糖が上がりやすくなる(糖尿病リスクUP)
・血圧が上がりやすくなる
・中性脂肪が増えやすくなる
つまり、生活習慣病が一気に進みやすくなる状態になります。
動かない → 心臓・肺・脳の機能も低下
歩くことが直結することは…
・心肺機能のトレーニング
・脳への血流アップ
・自律神経の調整
そして歩かなくなると…
・息切れしやすい
・疲れやすい
・集中力低下
・認知機能低下
といった変化も起こりやすくなります。
外出しなくなると「心の病気」も増える
身体の問題だけではありません。
・外出が減る
・人と会わなくなる
・家に閉じこもる
この流れから下記のケースに繋がることも少なくありません。
・うつ症状
・意欲低下
・社会的孤立
転倒 → 骨折 → 寝たきりという悪循環
筋力低下とバランス能力低下が進むと、次のような危険性が増します。
・転びやすくなる
・骨折しやすくなる
特に高齢者のかたは「骨折をきっかけに歩けなくなり、そのまま寝たきり」というケースが非常に多いのが現実です。
だからこそ「歩けること」は最強の健康資産
歩けるということは、次のように全身の健康が保たれている証拠です。
・筋肉が働いている
・血流が回っている
・内臓が元気に動いている
・脳が刺激されている
・社会とつながっている
私たち森整形外科は「痛みを取る」「骨を治す」だけでなく「一生、自分の足で歩ける体を守る」ことを大切にしています。
今日からできる小さな一歩
いきなり運動は必要ありません。まずは次を意識して実践してみてください。
・1日10分多く歩く
・エレベーターを階段に変える
・こまめに立ち上がる
これだけでも十分な健康の貯金になります。
まとめ
歩けなくなると次のようなことに繋がり、病気の連鎖が起こりやすくなります。
・筋肉低下
・生活習慣病
・心肺・脳機能低下
・心の不調
・転倒・骨折
だからこそ「いま、歩けているうちに守る」ことが何より大切なのです。
森整形外科は、皆さんがいつまでも自分の足で歩き続けられる人生を全力で応援します。