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骨粗鬆症(骨粗しょう症)教室
骨粗鬆症(骨粗しょう症)教室を開催しました
愛知県一宮市にある整形外科・リハビリテーション科 森整形外科 院長の松村成毅です。昨秋のことですが、看護部の企画による骨粗鬆症教室が開催されました。
当院の理念は「いつまでも自分の足で歩くために」です。骨粗鬆症による骨折が原因の寝たきりは依然として高い割合です。高齢化社会である日本において、この割合は当分下がることはありません。
歳を重ねてからの骨折は、起きてしまうと元の生活レベルに戻ることは困難です。ほとんどのかたは「自分は骨粗鬆症ではない」と自信を持っておられます。しかしながら、70代では2人に1人、80代では10人中7人が骨粗鬆症です。
まずは今の自分の状態を知ることが大切です。そこで、骨粗鬆症は気になっているけれど、まだ検査をしたことがないというかたを対象に、骨粗鬆症教室を開催しました。
今回は「骨折しない体づくりの重要性」にスポットを当てた内容になりました。終了後は、参加者さんからの感想もいただいて、企画運営を担当した看護スタッフも手応えを感じていました。このような教室は今後も開催できればと思っています。開催日時が近づきましたらお知らせいたしますので、ぜひチェックしてください。
私自身としては、昨年1年間で骨粗鬆症関連の講演および座長を6回務めました。また当院看護師および理学療法士は骨粗鬆症講演を3回行いました。これからもクリニック一丸となって、積極的に骨粗鬆症の啓蒙に努めてまいります。