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AIの進化を実感したできごと
AIの進化を実感したできごと
こんにちは。愛知県一宮市にある整形外科・リハビリテーション科の森整形外科 院長の松村成毅です。
身の回りのAIの進化にびっくりすることはありませんか?最近あった出来事をお話させていただきます。
みなさんiPhoneやAndroidのスマホで「Hey,Siri」「OK,Google」などの音声アシスタント機能を使っていますか?僕はなんとなく声をかけることが気恥ずかしく、iPhoneのSiri機能はオフにしていました。けれど子供も使用するiPadは、子供たちがわからないことを質問するのに使用するためオンにしていました。子供たちが質問すると関連することを答えてくれる…これだけでもとんでもなくすごい機能ですよね。
さて、先日会話の最中にたまたまあるキーワードを発したところ、起動していないiPadが急に反応し、Siriが「相談しますか?」と相談を促す電話番号を表示させました。これにはびっくりしました。つまり起動させていなくても会話を聞かれているわけですよね。驚きと同時に少し怖さも感じました。
またある時、友人がApple Watchをつけてランニングしていた時につまづいて激しい転倒をしたそうです。その際、Apple Watchが反応し「救急車を呼びますか?」と119番表示されたと言っていました。今では心電図も読み込めるわけですから、嘘でもつこうものならApple Watchにはすべてお見通しなんでしょうね笑
どんどんAI機能が進化し暮らしが便利になる一方で、膨大な量の個人データが取られています。例えばその人の買い物傾向、趣味嗜好、家族構成、住んでいる場所、職業、おおよその年収などなどです。一度興味を持って調べた商品と似た商品の広告に追いかけられることは誰もが経験しますよね。私自身でいえば子供のランドセルを調べていた時は、しばらくランドセル関連の広告に追っかけられました。そしてその時点で子供の年齢が想定でき、小学生通信教育の広告などにも追いかけられるようになりました。
AIの進化は凄まじく、この流れから距離をとることは困難です。そのうち私が子供の頃から大好きな映画「ターミネーター」のように機械が知能を持ち、人類に反乱する世の中になってしまう可能性も否定はできないはずです。日本は特に人口減少・高齢化が進んでいますので、機械・AIの力が今後たくさん必要になるでしょう。たくさんの科学者がしっかり考えたうえで開発・研究されていると思いますが、人間も機械もお互い足りないことを補い合える素敵な関係でいたいなと思う今日このごろです。