整形外科/リハビリテーション科/リウマチ科

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院長 松村成毅のブログです

愛知県一宮市にある整形外科・リハビリテーション科 森整形外科 院長の松村成毅です。子供の靴の選び方、難しくありませんか?「すぐ成長するので大きめのサイズを買う」ということが多いような気がします。しかし合わない靴を履いていると、足の形が悪くなったり、運動機能を落とすことにもつながります。今回は診察時によく質問を受ける「子供の靴の選び方」についてお話しさせていただきます。

靴を選ぶ5つのチェックポイント

(1)留め具
足の幅や高さに合わせてひもや面ファスナー(いわゆるマジックテープ)で調節できること

(2)つま先の形状
つま先部分が少し反り上がった形状になっていること

(3)つま先の余裕
かかとをきっちり合わせた状態で、つま先に10mmの余裕があること

(4)かかと部分の安定性
かかとを包むようにしっかりした芯が入っているか(ヒールカウンター)

(5)足が曲がる位置で靴も曲がるか
足が曲がる時に親指の付け根のラインと、靴の曲がる部分が一致しているか


子供の足は、2歳までは半年で10mm、3歳以降は半年で5mmのペースで、18歳頃まで成長します。靴とつま先の間は10mm(最低5mm)の余裕は欲しいので、靴底のすり減り状況にもよりますが3歳以降は半年に1回の買い替えが適切と考えます。

ちなみに、足指をしっかり使うためには、5本指ソックスを履く、(靴が不要な状況では)なるべく裸足でいるといったことも重要となります。

きちんと足に合った靴を選ぶことは、子供の足のトラブルを軽減させるだけでなく、足が速くなるなどパフォーマンスの向上にもつながります。

当院では装具外来も行なっております。子供の靴でお悩みの方は、診察時にご相談いただければと思います。


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