整形外科/リハビリテーション科/リウマチ科

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院長 松村成毅のブログです

こんにちは。
江南市、岩倉市、稲沢市、北名古屋市、清須市などの近隣にあります、愛知県一宮市の森整形外科です。
最近、「子どもの姿勢が悪くなった気がする」「首が前に出ている」「ゲームやスマホを見ている姿勢が気になる」というご相談を受けることが増えてきました。

スマートフォンやタブレットが当たり前になった今、首や姿勢の問題は大人だけのものではありません。
今回は、近年増えている「スマホ首」についてお話ししたいと思います。

実は以前、首のカーブが失われる「ストレートネック」についてブログでご紹介しました。
首の正常な形やストレートネックについて詳しく知りたい方は、まずこちらの記事をご覧ください。
【首がまっすぐ!?ストレートネックについて】

今回はその続編として、「なぜ子どもにスマホ首が増えているのか」についてお話しします。

スマホ首とは?

スマホ首という言葉はさまざまな意味で使われていますが、私はストレートネックとは少し区別して考えています。
本来、首の骨(頚椎)はゆるやかな前向きのカーブを描いています。

しかし、
・スマートフォン
・タブレット
・携帯ゲーム機
・パソコン
などを長時間見続けることで、下を向く姿勢が習慣になると、まず首のカーブが減少します。
これがストレートネックです。

さらに進行すると、頭が前方へ突き出し、首全体が後ろ向きに曲がる状態になることがあります。
私はこの状態を「スマホ首」と考えています

子どもにも増えている理由

昔の子どもたちは、
・外で遊ぶ
・走る
・登る
・投げる
といった動きを通して自然と体を使っていました。

しかし現在は、学校ではタブレット学習、家ではスマートフォンやゲーム、動画視聴やSNSなど、下を向く時間が圧倒的に増えています。
便利になった反面、首や背中への負担も大きくなっているのです。

頭は意外と重い

人の頭の重さは体重の約10%と言われています。
体重40kgのお子さんなら約4kgです。

正しい姿勢であれば首の骨が支えてくれますが、頭が前に出れば出るほど首や肩の筋肉への負担は増えていきます。
その状態が毎日何時間も続けば、首や肩に負担がかかるのは当然です。

問題は首だけではありません

スマホ首になると、
・首の痛み
・肩こり
・頭痛
・猫背
・巻き肩
などにつながることがあります。

さらに姿勢が崩れることで、
・疲れやすい
・運動しにくい
・体幹が弱くなる
といった悪循環を招くこともあります。
成長期の子どもでは、首だけでなく全身の姿勢にも影響する可能性があります。

スマホをやめれば解決するのでしょうか?

私はそうは思いません。
今の時代、スマホやタブレットを完全になくすことは現実的ではありません。
大切なのは、スマホを使わないことではなく、スマホ以外の時間をどう過ごすかです。

・外で遊ぶ
・スポーツをする
・散歩をする
・体を動かす習慣を持つ
こうした時間が増えることで、姿勢を支える筋肉も育ちます。

健康は育てるもの

森整形外科では、「痛くなったら治療する」だけではなく、「痛くならない体を育てる」ことを大切にしています。
スマホ首も同じです。

子どもの頃の姿勢や運動習慣は、将来の健康に大きく影響します。
首の形だけを見るのではなく、どれくらい体を動かしているか、どんな生活習慣を送っているか、に目を向けることが大切だと考えています。

私たちが目指していること

私たちが目指しているのは、首の痛みを治すことだけではありません。
子どもたちが将来も、元気に学び、元気に働き、好きなことに挑戦し、自分の足で人生を楽しめること。
その土台となる健康を育むことです。
お子さんの姿勢や首の状態が気になる方は、お気軽にご相談ください。



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