整形外科/リハビリテーション科/リウマチ科
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院長 松村成毅のブログです

ストレートネックについて

こんにちは。愛知県一宮市にある整形外科・リハビリテーション科の森整形外科 院長の松村成毅です。診察をしていますと、近年若い人の肩こりが増えていると感じます。今日は肩こりの原因となる『ストレートネック』について説明いたします。

首の骨は頚椎(けいつい)と呼ばれます。頚椎は7個の骨からなり、きれいな頚椎は前方にゆるやかにカーブ(前弯)しています。頭の重さは約5kgあり、『下向きの姿勢』や『あごを前に突き出すような姿勢』の時は、その2〜3倍の力が頚椎にかかることになります。また、そういった姿勢の時間が長いほど、頚椎の前弯は消失していきストレートネックとなっていきます。さらに進行すると頚椎が後方に弯曲(後弯)し、頚椎の後方にある神経を圧迫します。神経を圧迫すると、腕や手のしびれに悩まされることになります。

加齢や姿勢の悪さによって前弯→ストレートネック→後弯へと変形していきますが、日本人はもともとストレートネックが遺伝的に多いため、スタート時点ですでに不利とも言えます。そのため、なおさらいい姿勢を意識したいものです。いい姿勢とは、体を横からみて、肩の中心と耳の穴が一直線になる姿勢をいいます。近年、スマホやパソコンの普及もあり、若い頃から下を向く姿勢が多いことも、若い人の肩こりが増えている一因と考えられます。


いい姿勢
頚椎前弯

頚椎前弯(正常)


ストレートネック

ストレートネック


頚椎後弯

頚椎後弯


同じ姿勢を長く続けないこと、こまめに首のストレッチをして筋肉を緊張させないことが大切です。一度頚椎のラインが悪くなると元の形に戻すことはとても難しくなります。肩こりに悩まされている方は、一度レントゲンでご自身の首のラインをチェックされてはいかがでしょうか。


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