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『トップガン マーヴェリック』を観ました
『トップガン マーヴェリック』を観てきました
愛知県一宮市にある整形外科・リハビリテーション科 森整形外科 院長の松村成毅です。『トップガン(1986年公開)』の続編である『トップガン マーヴェリック』を観てきました。前作の公開から36年経っての続編です。当初は数年前に公開予定でしたが新型コロナウイルスの影響で度重なる延期となった経緯があります。「待ちに待った!」という言葉だけでは表現しきれない、嬉しさが溢れました。
以前もブログに書いたことがあるのですが、私の人生最高の映画は『トップガン』です。そのぶん期待値が高すぎてガッカリしたらどうしようという思いも若干ありましたが、それはまったく無用な心配でした。前作への敬意に溢れたとても素晴らしい作品で、また1つ自分にとっての宝物が増えました。内容についてはふれませんが、1つだけ!オープニングが前作とまったく同じ始まり方をするので、いきなり心が震え、開始早々涙が止まりませんでした笑
この映画の1番すごいところは前作も今作もCGを使っていないということです。リアルを大切にし、本物を「体感」してもらうというコンセプトがあります。ゆえに映画館で観てもらうことにこだわり、新型コロナウイルスが落ち着くタイミングでの上映を模索していたようです。したがって、私も観にいく側として”上映設備”にこだわって視聴することにしました。
みなさんは、映画館の”上映設備”が近年格段に進化していることをご存知でしょうか?
私自身振り返ってみても、いつ、何の映画を観たか思い出せないほど映画館に足を運んでいませんでした。理由を考えてみると『子供が小さくまだ一緒に映画を観にいけないと思っていたこと』『TVの大型化で自宅でも十分迫力のある映像が観られること』『Amazon プライム ビデオやNetflixなど視聴方法の選択肢が増え少し待てばすぐ配信されるようになったこと』などが考えられました。遡ると10年近く映画館に行ってなかったかもしれません。今回『トップガン マーヴェリック』を観にいくにあたり、上映館や上映時間など映画館情報を調べるにつれ、さまざまな設備があることを初めて知りました。
『トップガン マーヴェリック』を鑑賞するにあたり、私が体験した上映設備は以下の3つです。
【IMAX】
・スクリーンが通常より上下左右に大きい
・映像はより鮮明でジェット機の振動が座席にビリビリ伝わるほどの音響
【MX4D】
・映像の動きに合わせて座席が動き、かつ水しぶきや匂いなどで五感を刺激する
【2D】
従来の一般的な上映方法
ちなみに【IMAX】2回、【MX4D】2回、【2D】1回の計5回視聴しました。トム・クルーズ主演映画作史上最高の売り上げになったようで、私も5回分は貢献できたと思います笑。3つのスクリーンを体験した私個人の感想ですが、1番のおすすめは【IMAX】です。映像も音響も最高レベル、まわりに人がたくさんいても映画に没入できました。【MX4D】は、予想以上に座席が激しく動き、アトラクションと捉えればもちろん楽しいのですが、私自身は映画の内容にあまり集中できませんでした。けれど子供たちは大喜びで、2時間以上鑑賞できるのか不安でしたが、椅子に振り落とされないようにしがみついて最後まで真剣に観ていました。観賞後も「すごく楽しかった!」と喜んでいました。最後に【2D】ですが、『トップガン マーヴェリック』を楽しむのには少し物足りなく感じてしまいました。
映画館での体験を通じて、これからの映画館はより「体感型」に変化していくのだろうと思いました。「大きい画面で映画を観る」以上のことを体感するための場所になっていくのだろうと思います。そして私が今回得た1番大きな「体感」は、小学校2年生の時に観た『トップガン』の続編を、私の子供たちが当時の私とほぼ同じ年頃に一緒に観れたという奇跡です。この映画が子供たちの心に残ってくれることを願っています。