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日本整形外科学会もオンライン
オンラインの日本整形外科学会に参加しました
こんにちは。愛知県一宮市にある整形外科・リハビリテーション科の森整形外科 松村成毅です。
今回は2020年日本整形外科学会学術総会についてお話しさせていただきます。
整形外科に関連する学会はいくつかありますが、そのなかでも最大規模である日本整形外科学会学術総会が開催されました。しかしながら今年は新型コロナウイルスの影響もあり、初のオンライン開催となりました。今回参加して私が感じたオンライン開催のメリット/デメリットを書き出してみようと思います。
【メリット】
- 興味のある講義を複数視聴することができる(会場開催の場合は、受講したい講義が同時間開催だと、どちらかを選ばなければいけないのです)
- 繰り返し復習することができる
- 日々の空き時間でも参加(勉強)できる
- 学会参加のための休診をいただかなくてよい
- 移動時間がない
- 交通費/宿泊費が不要
デメリット
- 興味のある分野が偏る
- 発表者の熱意を直に感じることができない
- 1日8時間講義を聴くことがなく、忍耐力が培われない
- 学会参加のための休診が不要なため、オンライン参加する時間を捻出しなければいけない
- 移動の楽しみ(ちょっとした旅行気分が味わえない。違う土地での発見が少ない)
もともと、大学受験や医師国家試験の勉強は、大勢で受ける授業より個人で視聴するビデオ学習の方が性に合っていました。そのため今回のオンライン学会は、私にはとても集中して効率的に学習することができ大きなメリットを感じました。
新型コロナウイルスの出現で、私たちの生活スタイルは大きく変わりました。制限されることも多いですが、便利になったこともあります。大きな時代の転換期ですね。まだまだ新型コロナウイルスに対して油断ができないうえ、これからの季節、熱中症も心配です。みなさまくれぐれもご自愛ください。