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ゲスト講師をしました
「肩こり」をテーマにゲスト講師をしました
こんにちは。愛知県一宮市にある整形外科・リハビリテーション科の森整形外科 院長の松村成毅です。先日お付き合いのある製薬会社さまの社員向け講演会で講師の機会をいただきましたのでご報告いたします。
厚生労働省の国民生活基礎調査によると、女性が訴える自覚症状第1位が「肩こり」とあります。男性でも第2位です。肩こりは日本における国民病と言えますが、なぜ日本人に多いのでしょうか。ひとつに、日本人は頭の大きさに比べて首が華奢で、その細い首で約5kgある重い頭を支えるからということがあります。一方、頭が小さく首が太い方が多い欧米において、肩こりは皆無といえます。
肩こりと思っていても実は怖い病気が隠れていることはありますが、圧倒的に多いのは日常生活が原因で起こる肩こり、すなわち「姿勢」が原因で起こる肩こりです。今回の講演では、前半が私のお話、後半は当院の理学療法士が「日常においての姿勢の指導」とさらには「肩こりのかた向けの体操」を実践形式で行いました。オンライン講演のため、理学療法士による指導と体操がうまく行うことができるか心配でしたが、うまくできました。
受講された社員さまからは「肩こりについての理解が深まったうえに、体操で肩こりが楽になった」「デスクワークや運転が多いため、教えていただいた姿勢のポイントに気を付けたいと思います」といった感想をいただきました。私の講演は真面目な話とは別にできるだけ小ネタを仕込むようにしているのですが、そちらも好評でよかったです笑。
頑固な肩こりでお悩みの方は、理学療法士による姿勢指導・体操指導などもできます。まずは森整形外科の診察にお越しください。